・得点やPKなど、重要な場面でのみ使用されるよ
・そこそこお金がかかるから、導入している大会の方が少ないよ
ちゃんと書くよ
試合を左右する重要な場面での誤審をなくすため、映像による判定を行うシステム及びその責任者のこと
現状では以下の4つの場面でのみ使用される。
・得点の有無
・ペナルティキックの有無
・一発レッドカードに該当するプレー(警告の2枚目の判断は対象外)
・警告や退場が誤った選手に下された場合
また、段階は3段階に分かれている。
1.各プレーがVARで確認すべきかどうかの判断
2.プレーを止めてVARルームでの確認と助言
3.VARルームで判断がつかない場合のオン・フィールド・レビュー(主審がピッチ脇の映像を確認する)
VARはあくまでの主審のサポートという位置付けにあり、決定権は主審のみ持つ。
好きに書くよ
近年のフットボール界における最重要トピックスの一つがこのVARの是非だ。
素早い試合展開の中では主審と2人の副審の目だけではどうしても見切れない場面がある。誤った判定により勝敗が分かれた場合に動く金額の大きさがあまりにも大きいものになった現代では、「誤審もサッカーの魅力の一つ」という長年のテーマがついに許容しきれなくなってきた。
ちなみに通常VARという時はビデオ判定システムのことを言っていることが多いが、VARを担当する審判は複数いて、その責任者のこともビデオ・アシスタント・レフェリーという。他の人たちはアシスタントVARという。
採用するリーグや大会は増えてきてはいるが、まだまだ課題は多い。
・試合が止まる時間が長くて、流れが切れてしまう。
・ファールやハンドなど、VARを使用してなお、疑問のある判定がある。
・オフサイドやファールなど、微妙な判定は流す傾向になっている。(ゴールになってからでも覆せるが、ならなかった時のコーナーキックなどは取り消されないため)
・VARが判断を下しているような場面が多く、本当に主審が決定権を持っているのか怪しい。
などなど、挙げればキリがない。
ただ、当然メリットもあり、特にオフサイドなどはかなり厳格に判定できるようになっているし、故意にファールを貰おうとする行為、いわゆるシミュレーションは減っている。もちろん、PKにならない場所ではまだあるが。
おそらく、VAR自体がなくなることはもうない。ただし、運用方法はどんどん変わっていくだろうから、しばらくは注目しておこう。
重要度:★★★(基本的な用語!覚えよう!)