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トップ下

・攻撃的ミッドフィールダーの別の呼び名だよ
・技術に秀でた選手が多いよ
・得点に直結するプレーが求められるよ

ちゃんと書くよ

MFの中央の最も攻撃的なポジション

攻撃的ミッドフィールダー(OMF)の別の呼び名で、主に中央前方に一人だけが配置されている時に使われる。

好きに書くよ

トップ(FW)のすぐ下のポジションということでトップ下と呼ばれている。それに相当する外国語があるのかはわからない。サッカー系の記事を読んでいてもそれっぽい外国での呼び名は見たことはないけど、日本ではかなり浸透している。

基本的にはゴールに直結するパスやドリブル、自らが前に飛び出していってゴールを奪うようなプレーが求められる。一昔前にイメージされるような、パサー的なタイプのトップ下は最近ではあまりいない。

かつて後方の選手から順番に背番号をつけていた時代、トップ下の選手が10番をつけることになり、その頃のスター選手がこのポジションだったことから、10番がサッカー界ではエースナンバーと呼ばれている。

相手の守備のプレッシャーに360°晒される難しいポジションであり、20年前くらい前はトップ下が花形だったものの、徐々にトップ下を置かないチームが増えてきたのがここ10年くらい。近年ではまたトップ下を採用するチームが出てきたが、かつてのようなファンタジスタタイプではなく、ハードワークしながら攻撃に貢献できるタイプの選手になっている、といった傾向にある。

トップ下の中でも特に自ら得点を取ることに強みのある選手は「1.5列目」の選手、「セカンドストライカー」または「シャドウストライカー」などとも言う。

反対に周りの選手たちの得点力をサポートするプレーが得意な選手は「司令塔」、「プレーメーカー」、「ゲームメーカー」などと呼ばれる。「ファンタジスタ」はあまり聞かなくなってきた。

ここまで攻撃特化の選手の論調で書いてきたけど、ポジションの噛み合わせ的に相手のボランチにぶつかる位置であり、そこを止めるための守備の役割も担うことが多い。

日本代表に優秀なトップ下タイプの選手が多いのは、子供の頃に所属したチームで、有望な子ほどまずはトップ下をやらされる文化があるから。

重要度:★★★(基本的な用語!覚えよう!)

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