ゴールラインテクノロジー（GLT）

・得点が入ったかどうかを正確に判定するためのシステムだよ
・カメラ式とセンサー式のものがあるよ
・そこそこお金がかかるから、導入している大会の方が少ないよ

ちゃんと書くよ

人間の目では判断しにくい場面でのゴールの有無に関する誤審を防ぐ目的で採用されている、ゴール判定技術の総称

ゴールライン上に発生させた磁場とボールに埋め込まれたセンターでゴールを判定するシステムと、様々な角度から撮影されたカメラによって判定するシステムに分けられる。

ゴールラインテクノロジーとして導入されるシステムは得点があったかどうかの判定にのみ用いられる。また、得点があったかどうかを自動的に1秒以内に審判員にのみ伝えられる必要がある。

古くから、サッカーでは誤審により様々なドラマが生まれてきた。その度に議論されてきた技術の一つがゴールラインテクノロジーだ。

2013年にイングランド、プレミアリーグで導入されて以降、他のリーグや国際大会でも採用されることが増えてきた。ただし、導入費や運営費が多大にかかることから、技術面ではなく、コスト面で導入を見送ることが多く、採用している大会の方がまだ少ない。

ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）と違い、完全に人間の主観の入らないテクノロジー任せの判定になる。そのため、VARのようにゴールラインテクノロジーによる結果に異論が起こることはあまりない。

ただ、完全に誤審がないわけではなく、たくさんのカメラで判定するシステムではあまりにもゴールライン上に選手が密集したために、正しく判定できなかった試合を見たことがある。

このように課題がないわけではないけど、他の判定方法に比べればはるかに信頼性の高い方法になっている。

重要度：★★★（基本的な用語！覚えよう！）

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