テクニカルエリア

ちゃんと書くよ

両チームのベンチ周辺にある四角い枠に囲まれた場所で、スタッフも交代要員もこの範囲内にいなければならない。ウォーミングアップを行う選手はその限りではない。

細かい規定は以下

・テクニカルエリアは、特定された座席部分から両横に1m、前方にタッチラインから1mの範囲内でなければならない。
・テクニカルエリアを明確にするためのマーキングをしなければならない。
・テクニカルエリアに入ることのできる人数は、協議会規定によって規定される。
・テクニカルエリアに入ることのできる者は：
　　・協議会規定に従って試合開始前に特定される。
　　・責任ある態度で行動しなければならない。
　　・トレーナーやドクターが競技者の負傷の程度を判断するため主審から競技のフィールドに入る承認を得た場合などの特別な状況を除いて、エリア内にとどまっていなければならない。
・その都度ただ1人の役員のみが戦術的指示を伝えることができる。

好きに書くよ

意外としっかりとルールブックに書かれているんだね。

ベンチの前で立って試合を見ている監督のいる場所がテクニカルエリア。比較的最近できたルールだと思う。昔は特に決まっていなかったが、あまりにもあっちこっちに動き回る情熱的な監督が増えてきたために新設された。

ちなみにこのルールは「スタジアムで行われる試合において用いられるもの」とされている。当然だけど、アマチュアの試合にまでいちいち作られていないことがほとんどだ。でもマナーは守ろうね。

テクニカルエリアを大幅に逸脱した監督やスタッフが、審判団の注意に従わずそれを繰り返す場合、退席処分を命じられることがある。

判定に抗議をしたりする時にベンチから選手が飛び出してピッチに向かってあれやこれや言っている場面はまあまあ見かけるが、本当はあれば全部ダメ。大抵の場合はちゃんと第4審判に注意されている。

重要度：★★★（基本的な用語！覚えよう！）